No.17

2011(平成23)年度事業計画

大田区立久が原福祉園

社会福祉法人 東京都知的障害者育成会  統一ミッション

「私たちは、親と共に、子のそれぞれの自立に向かう運動体としての活動を進めてまいります。」

大田区立久が原福祉園  サブミッション

「利用者一人ひとりが、生涯にわたって地域社会の中で豊かで安定した生活を送ることができるた
めの支援を目指します。」

 

1. 全体状況

 大田区では、平成23年度から区立施設を一斉に障害者自立支援法に基づく新体系サー
スに移行するため、久が原福祉園も4月から生活介護サービス提供事業所に位置付けられる。

また、平成22年度末をもって平成18年4月1日から5年間の指定管理期限が満了予定で
あったが、更新申請が認められたことにより、新たに平成23年4月1日から5年間、大田
区の指定管理者として事業運営を継続していく。

さらに、大田区からの指定管理に係る予算の考え方が、平成23年度からは清算方式から
用料金制度に変わることとなった。新たに導入する利用料金制度では、園の努力で生み
した余剰金は区に返還しなくてもよいこととされたため、園としてのインセンテイブを高め、
民間ならではの知恵と工夫に努めて経営努力を発揮していきたい。まずはその一環として、
平成23年度末をもって給食調理員が定年退職することを契機に、現行の直営方式から給
調理専門業者へ業務委託することを視野に入れ、来年度以降の体制について早期に方向を固
めたい。

一方、区からの要請で、利用定員の5パーセント増を受け入れることとなった。
従って当園では4月から70人の定員に対して74人が在籍することになるが、
重度重複障害者の比率が高いことから、安心安全を常に心がけていきたい。

次に施設の管理運営面であるが、本編4ページに、重点目標を5項目掲げているところである。
この5項目は、引き続き人事考課におけるゴールに位置付けて今年度も職員が一丸となって積極
に取り組んでいくこととする。

2.施設概要

(1)所在地       東京都大田区久が原一丁目2番5号

電話番号     03(5748)0251  FAX番号 03(5748)0253

ホームページ  http://www.ikuseikai-tky.or.jp/iku-kugahara/

(2)設立

   @設立年月      平成4年4月1日(平成3年4月1日仮設運営)

   A施設種別      障害福祉サービス事業(生活介護事業)

(3)施設規模

   @面          敷地面積  1,373u     延べ床面積  2,650u

   A建物構造      鉄筋コンクリート5階建て

(4)職員体制

        

非 常 勤

施設長         

支援係長

事務員

事務係長

主任生活支援員

栄養士

事務員

生活支援員

24

看護師

調理員

心理

生活支援員

業務員

看護師

調理員補助

       

34

嘱託医 (内科・精神科)

合  計

(5)利用者の状況

@利用対象者

福祉サービス事業(生活介護):区内在住の「障害福祉サービス受給者証」をお持ちの方で

18
歳以上の方。

A定員   70名  現員   74名

 

B性別・年齢構成

 

20歳未満

20歳代

30歳代

40歳代

50歳代

合 計

男 性

14

19

45

女 性

12

29

合 計

23

31

13

74

  (最少年齢)男性18歳 女性19歳 (最高年齢)男性56歳  女性49歳

  (平均年齢)  男性 31.3歳   女性 34.5歳     全体 33歳

 

  C障害の程度

 

     

 

な し

1 度

2 度

3 度

4 度

合 計

   障手帳

な し

 

 

35

39

1 級

11

18

2 級

 

 

 

3 級

 

 

 

 

4 級

 

 

 

 

5 級

 

 

 

 

合 計

60

74

  











<参考> 車イス利用者 29名

 


D介護給付障害程度区分

区分

未定

合計

人数

11

23

14

24

74

E保護者の状況

状 況

両 親

父 子

母 子

兄弟姉妹

(同居)

兄弟姉妹

(別居)

単 身

合 計

人 数

58

11

74

 

 






F担当地域福祉課

事業所名

大森

蒲田

調布

糀谷・羽田

合計

 

21

45

74

3.  重点目標

今年度の重点目標

(1)権利擁護の推進

権利擁護意識を現場に浸透させ、利用者一人ひとりを様々な権利を持つ

人間として尊重して支援をする。 

支援に当たっては、利用者の人権尊重を大原則とし、その人らしい生き

  方を個別支援計画のもとに推進する。

 

(2)地域生活支援

住み慣れた地域に住み続けるに必要な様々な情報を収集提供して、地域

生活を支援する。

利用者が、将来にわたって豊かで充実した地域生活を営むためのニーズ

を家庭と連携を図りながら把握をし、民間居宅サービス事業等の情報を適

宜提供する。

 

(3)業務の標準化

各種行事等の手順を明確にして標準化し、職員間で共通化することで業

務を効率化する。

より満足度の高いサービスの提供を実現するために、行事等定例的な業

務についてはマニュアル化することで事務のスリム化を図り、組織力を向

上させる。

 

(4)安全の確保

安全の確保のために危機的場面を想定して緊急対応を確立し、計画的に

訓練を実施する。

   感染症・自然災害・犯罪被害等、不測の事故に備えて常に緊急対応マニ

ュアルの見直しを図り、訓練を実施して非常時に備える。

 

(5)人材の育成

人事考課に基づいて個々の職員の研修計画を作成し、質の高い福祉職員

を育成する。

人事考課をもとに職員個々のテーマや課題を明確にし、さらなる支援技

術向上のために「職員個別研修計画」に基づいて研修を受講する。

 

 

4.  運営方針

(1)基本方針 利用者が人としての尊厳をもって、一人ひとり自己実現を図り、
その人らしい生活が送れるよう支援する。

@  利用者一人ひとりの個性と可能性を尊重した支援を行います。

A  家族等との連携を深めた施設運営を行います。

B  関係機関及び地域社会との連携を図ります。

C  情報公開等により事業運営の透明性が確保できるように進めます。

 

(2)啓発活動

D  地域交流行事(施設祭、近隣小中高校との交流 等)

E  久が原福祉園のホームページの公開

F  広報誌「はなみずき」の発行

G  施設開放、施設見学

 

(3)職員の研究、啓発活動

H  OJT・・・日々の業務の中で実践する

I  職場内OFF-JT・・園内研修を実施する(年10回程度)

J  職場外OFF-JT・・他施設実務研修の実施、外部研修への参加

K  自己啓発・・・・資格取得等機会への支援

 

(4)育成会等関係機関との連携

@東京都知的障害者育成会(以下都育成会)が運営する施設として、法人の理念を
現する事業体を目指し、重い障害を持つ方々の生活支援の一端を担う。

A  都育成会が主催・共催・後援する大会・研修・会議等への積極的参加及び協力を行なう。

B  全日本手をつなぐ育成会、大田区育成会をはじめ、関係する親の会との連携を深める。

C  研修・人事交流・情報交換等、人材育成に関しては、異業種も含めて既存のものを
積極的に利用し、これに充てる。

D  大田区の福祉行政関係機関との連携、区内の障害者施設や支援団体との連携を密にする。

E  都育成会の各受託施設との連携を深める。施設長・係長・主任・現場職員
レベルで共有できる情報・実践・ビジョン等を共有しあう。

F  一人一人の利用者をトータルに支援する為、各関係機関・関係者と連携を取
りながらトータル支援のシステムを構築していく。

G  大田通勤寮及び城南地域生活支援センターと連携を図り、「育成会生活寮・
グループホームバックアップシステム」による東京都知的障害者地域生活支援が、
効果的に実施されるよう推進していく。

<バックアップ生活寮>

生 活 寮

世話人名

  

まごめ寮

島田 幸子

大田区中馬込2−12−1

神田寮

副島 シズエ

大田区池上7−15−6

青葉寮

鴨下 さち子

大田区久が原1−3−4

阿部寮

川口 薩子

大田区西蒲田3−17−5

H  法人施設長会組織内の各役割担当業務間での連携・情報交換を密にし、
本部業務が円滑に運営されるようサポート体制を強化する。

   

(5)保護者との交流

        利用者支援を円滑に進める為の基盤として、利用者のご家族との信頼関係を
重視して深めていく。

@   定例保護者会(月1回実施)

A   個別面談・家庭訪問(随時実施)

B   グループ懇談会(各グループ年1回実施)

C   連絡帳の交換

D   保護者参加行事の実施(園祭・成人を祝う会・ファミリー外出)

E   相談業務(随時実施)

 (6)苦情解決

@ 都育成会が定める「利用者からの苦情解決実施要綱」に基づいて、利用者の権利を
擁 護するとともに利用者のQOL向上を図り、利用者が都育成会の福祉サービスを適切に
利用できるよう支援する。


A 利用者や保護者が意見や要望を出しやすい環境を整備し、迅速に対応できる体制を
整備する。
 
   

  

  

  

苦情解決責任者

渡辺 久美子

施設長

苦情受付担当者

石上 新一

主任生活支援員

濱元 國広

第三者委員

小山 園子

元大田区育成会会長

醍醐 精一

久が原地区民児協会長

法人苦情受付窓口

白井 俊子

育成会青年期相談室長

 

 (7)セクシャル・ハラスメントの防止
    
「セクシャルハラスメントの防止に関する要綱」に沿って体制を組織化し、
当施設に勤務するすべての職員が有する能力を十分に発揮できる職場環境を確保る
為、ハラスメントの防止に努め、セクシャルハラスメントに起因する問題が生じた
場合、必要な措置を迅速且つ適切に講ずるものとする。

     

 

 

セクシャル・ハラスメント

相談窓口

石上 新一

主任支援員

大河内 尚子

生活支援員

 

(8)個人情報の保護

      東京都育成会が定める「個人情報保護規定」「情報公開・開示規定」

に基づき、施設内の個人情報管理体制を整備し、不適正な個人情報の

取り扱いや漏洩等の防止に努める。

 

9)福祉サービス第三者評価等の受審

福祉サービスの質の向上のために、「社会福祉法第78条」により平成21年度に実施した福祉
サービス第三者評価の結果と、更に昨年度、大田区が実施した区内指定管理施設対象のモニ
リング(利用者アンケートと現地調査)における指摘事項を検証し、必要なものについて早期の改
善を行ない、サービスの質の向上につなげる。なお、今後も原則として2年に1度の福祉サービス
第三者評価を受審するに当たり、より高い評価が得られるよう組織強化に努め、大田区及び東
京都育成会との連携のもとに推進していく。

 

10)次世代育成支援

職員が仕事と子育てを両立させることができ、職員全員が働きやすい環境をつくることによって、
全ての職員がその能力を十分に発揮できるようにするため、当法人の次世代育成支援行動計画
に基づき、以下を実施する。

@年次有給休暇の計画的取得を促進する。

A「子ども参観日」を実施する。

 

5.利用者への支援

 

(1)日課予定表

時間

内容

備考

 

職員出勤

 

8:30

全体朝礼

各チーム打ち合わせ

利用者受け入れ準備

 

9:30

送迎バス到着

家族送迎者到着

リフト付送迎バス、大・中・小3台による送迎

10:00

朝のミーティング

午前の活動

◎各種検診

◎通院支援

◎1日外出

◎プール活動

◎全体行事

◎面談

◎実習・見学・ボランティアの受け入れなどをこの時間に行うことがある。

12:15

昼食

歯磨き・昼休み

13:45

午後の活動

 

15:00

帰宅準備

帰りのミーティング

15:30

送迎バス出発

自主登園者・家族送迎者帰宅

◎必要に応じて時間延長支援

◎体調不良等の場合は、公用車による送迎支援

 

片付け・清掃

各チーム打ち合わせ

記録記入・各種会議

 

17:15

職員退勤

 

 

(2)各チームの支援方針

      利用者一人ひとりの特性や傾向を考慮してジャンプチームとテトラチ

ームに分け、さらにチームの中でグループ化して、より支援の充実を図る。

ジャンプチーム

分かりやすいプログラムの中で自発的行動を促すとともにコミュニケーションの
充実を図ることをチームの目的とする。職員は下記の4グループのいずれかに属
するがチーム内において適宜、協力・応援できるように努める。


 ジャンプ@:
運動量の確保を中心として、生活にめりはりを持ち、活動を通して経験の拡大を
図るグループ

(利用者9名・職員4名)

ジャンプA:
体調管理に留意し、集団への意識を高め、自主を引き出すグループ 
(利用者11名・職員3名)


ジャンプB:
生活リズムの安定のため、運動量を確保し、活動において自主性を重んじ、自発
性と自己選択を促すグループ

(利用者5名・職員2名)

ジャンプC:
先の見通しを持って活動に取り組めるように配慮し、情緒の安定を図ると共に運
動量の確保をしながら、健康を維持していくグループ             
(利用者9名・職員3名)
  


 
テトラチーム

個々のペースに応じて柔軟に対応できるプログラムの中で、健康管理に留意しな
がら経験の拡大を図ることをチームの目的とする。職員は下記の4グループのい
ずれかに属するがチーム内において適宜、協力・応援できるように努める。


テトラ@:
登園を通して生活リズムをつくり、健康維持を図るグループ 
(利用者11名・職員3名)


テトラA:
体調管理に配慮し、個人の取り組み且つグループ活動を重視していくグループ
(利用者9名・職員3名)


テトラB:
主体的に活動を選択し、目的を持った取り組みを重視していくグループ 
(利用者3名・職員1名)

テトラC:
ゆっくりとした日常の中で興味・経験の拡大を図るグルー
                 
(利用者17名・職員7名)

 

(3)行事予定

 

入園歓迎会

4月

クリスマス会

12月

きらら祭(園祭)

10月

成人を祝う会

1月

一日外出

1人につき年4回

障がい者の日の

集い

10月

宿泊旅行

1人につき年2泊迄

 

(4)活動計画

@創作活動

        木工・紙工芸・織物・陶芸・アルミ缶リサイクル・ビーズ製品作り・
キャンドル作り・石鹸作り・アロマバック作り 等

    A文化活動

        音楽(講師による)・フォト活動・絵画・茶道・書道・華道・カラオケ・
図書館・ドライブ・ビデオ鑑賞・季節行事・レクリェーション・喫茶等

    B健康活動

        プール・散歩・ホールでの運動・ストレッチ・リハビリ・ローリングバレー・
リラクゼーション・アロマテラピー・摂食指導・ブラッシング指導・自転車 等

    C経験拡大

        調理・地域交流・おしゃれ・パソコン・買い物 等

    D外出・旅行

      <外出>グループ又は個別で行う。(外食・喫茶・買い物・映画・テーマパーク・プール 等)

      <旅行>時期や行き先の希望を取り、年間1人2泊、施設全体では
12回程度に分散して小グループで実施する。内1泊は、保護者主催の旅
行という形(自己負担有)で行なう。(2泊1回又は1泊2回の形があり、
参加形態・行き先等を選択制にて実施する)

 

(5)健康管理

     @定期検診

科目

精神科

内科

整形外科

耳鼻科

眼科

歯科

ブラッシング指導

摂食

指導

年間回数

12

24

     A健康診断

 

検尿

血液検査

心電図・レントゲン(35歳以上の方)

年間関数

   B身体測定

 

 

 

 

 

 

 

年 1回

月 1回

 

 

 

     C内服薬の管理(昼食時の投薬・緊急時薬の管理)

   

D衛生管理

      ・清潔(手洗い・うがい・爪きり・耳垢とり・清拭・歯磨き等)

      ・消毒(食器・洗面台・トイレ等)

・施設内の整理整頓

 

(6)給食計画

  

 @給食の役割

      それぞれの利用者の摂食機能に配慮した食形態(刻み食、ペースト食)

バランスのとれた内容の食事を提供するとともに利用者の偏食の矯正を図

り、健康の保持、促進に寄与し、活動の中の大きな楽しみのひとつとして

いくものである。

    A給食の状況

ア、食費・・・・1食650円(負担減額軽減あり)

イ、 献立・・・・毎日の献立は下表の栄養基準量に基づき作成し、利用

者の特性を考慮しながら食べやすいように調理する。

                      (利用者1人当りの栄養基準量)

エネルギー

kcal

蛋白質

mg

脂質

mg

カルシウムmg

mg

ビタミン

 

A

μg

レチノール当量

B1

mg

B2

mg

C

mg

食塩

相当量

食物

繊維

総量

630

kcal

24

1420

200r

3r

180μg

0.35

r

0.38r

30r

3.0

7

 

ウ、個人別対策・・利用者に適した食事量とするために、4ランクに分けて提供する。

ランク

園における

昼食カロリー

ランク

園における

昼食カロリー

SS

520kcal

M量

630kcal

S量

560kcal

L量

700kcal

   エ、摂取能力の弱い利用者のために下表のような対応食を提供する。

食事形態等の種類

対象人員

軟食

8名

軟食刻み

6名

ペースト食

9名

オ、毎月2回選択メニューを実施する。

カ、行事食(季節食)を実施する。           

 

B食事介助状況

全介助

一部介助

特別食器

17名

23名

45名

 

    C計画の手順

ア、給食会議・・園長、事務係長、医務担当支援員、看護師、調理員、

栄養士による給食全般の検討会議

イ、検食簿・・・利用者の嗜好調査や食べ易さ等の観点から毎日の献立

について支援員による記録

ウ、保存食・・・食中毒対策として、原材料及び献立の14日間保存の

実施

エ、嗜好調査・・利用者(保護者)に対するアンケート調査を年1回以上

        実施する。

オ、咀嚼練習・・食材を利用して「利用者の咀嚼力」の向上をおこなう。

カ、摂食指導・・ボランティア歯科医師が毎月2回来園し、利用者一人

ひとりの摂食能力を観察したうえで適切な食事方法

について助言する。

キ、栄養ケア・・家庭での食事面から健康アップに繋がる指導を家族に

行っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

6.研修計画

1.職場研修の理念・方針

 

2.今年度の研修課題・ニーズ分析

<施設における人材育成の考え方>

・「久が原福祉園を利用する1人ひとりが生涯にわたって地域社会の中で、豊かで安定した生活を送ることができるようになるための支援・援助」を目指していくにあたり、直接携わる職員の資質の向上を図る。

・都育成会職員として、法人の運営理念の実現に努める。

・時代の変化、制度の変革期に対応できる職員を育成する。

 

<前年度評価から>

新任職員が増え、育成や浸透を図りながら個別支援の充実に円滑に結びつけていくことを課題とする。

 

 

<今年度の研修ニーズから>

・「職員個別研修計画」を活用し、個々の研修テーマ・課題を明確にする。

・各役割分担における専門性を向上させる。

・時代の変化、制度の知識を深める。

3.今年度研修の重点テーマ・施策

 

4.今年度の具体的研修計画

1)制度変革・福祉動向への対応、新制度に向けた体制整備の周知徹底を図る。

(2)各職員のニーズを把握し、年間の研修計画及び「職員個別研修計画」を活用する。

(3)障害者自立支援法に対応した資格取得を目指す。

(4)他施設との交流や交換研修を計画的に行なう。

(5)業務分担・役割分担から個々のテーマを設定し、専門性を向上させる。

 

(1)OJT

全職員を対象に「職員個別研修計画」を策定・活用して、育成面談・評価を実施する。

(2)OFF-JT

@職場内

・重点テーマに基づいた研修の企画と実施(園内研修として月1回実施する)

 A職場外

・法人主催研修への参加

・東社協主催研修への参加

・東京都相談支援従事者研修、サービス管理責任者研修の受講

・他施設との交換実務研修の実施

・区内施設職員交流研修、各協会主催研修への参加

(3)SDS

・職員の希望による資格取得・専門講座受講の支援を行なう。

7.定例会議

(1)施設内各種会議

    名(施設)

 

    名(区関係)

 

職員会議

 

チーム会議

月 1回

運営会議

月 1回

給食会議

月 1回

リーダー会議

月 1回

バス運行会議

月 1回

業務会議

各業務計画に基づく

きらら祭実行委員会

年 3回

 

(2)大田区内各種会議

       名(施設)

 

    名(区関係)

 

施設長会

年 6回

看護師連絡会

年 4回

室長・指導係長会

月 1回

給食職員関係連絡会

年 3回

入所調整会議

年 3回

栄養士連絡会

年 2回

公共施設地域連絡会

年 2回

障害者の集い実行委員会

年 3回

 

(3)東京都育成会関係会議

   

 

   

 

寮長・施設長会

月 1回

看護師連絡会

年 4回

主任・係長会

月 1回

重度施設等職員研修

年 2回

事務職員連絡会

月 1回

どり-む通信編集会議

月 1回

 

8.防災・避難訓練

(1)新任職員防災及び建物管理研修・・・年2回

(2)総合防災訓練・・・・・・・・・・・年3回

(3)防災機器点検・・・・・・・・・・・年2回

(4)備蓄食品の点検・買い替え・・・・・年2回

(5)各机上訓練・・・・・・・・・・・・年2回

 

9.危機管理体制

法人の「施設緊急時対応マニュアル」及び「大田区立久が原福祉園緊急時対応マニュアル」による
教育を職員に徹底し、緊急時の対応に備える。また、施設として施設賠償保険に加入するとともに、
利用者にも自身の緊急時に利用可能な保険への加入を勧める。加えてコンピューターのウィルス
侵入の未然防止に努め、個人情報が流出しないよう万全の態勢作りを図っていく。

10.育成会全国大会について

 法人の理念を運営に活かすことは、指定管理団体として当然のことと認識を持ち、育成会全国
大会に積極的に参加する。その為には、行政との連携、利用者、保護者の理解が不可欠であり、
積極的に情報提供を行うとともにその理念に向け、積極的に取り組む。