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恩方育成園は、社会福祉法人東京都知的障害者育成会が運営する障害者支援施設です。

TEL. 042-652-3825

〒192-0154 東京都八王子市下恩方町2794-1

ごあいさつMessage

新たな挑戦から学ぶ!

~「願いを実現する」地域生活支援施設づくり(中長期計画)2年目 ~

                      施設長 久保田 美幸

 この恩方には杉の木の山が多く花粉に悩まされていますが、鳥のさえずりが山々に響き渡り春の到来を感じさせてくれる穏やかな季節となり、さわやかな風が桜の花びらを運んで頬をすり抜けていきます。桜も入学式ではなく卒業式の花へと変わりつつある昨今ではありますが、未だに新型コロナウイルス感染症の猛威は衰えず、第4波と長期戦へと突入し私たちの生活に大きな影響が生じている中で、感染症と向き合い続けている医療従事者及び地域生活の変容に汗を流している福祉従事者を始めとするエッセンシャルワーカーの皆様に、「いつもありがとう」と感謝を贈り、ワクチン接種の早期実施と感染症の終息を心より願っています。

 春という季節は、異動や退職などの別れや新入職者との出会いがあり、人と人との不思議な巡り合わせの時間が流れています。恩方育成園という限られた環境で寝食を共にし、経験と共感と感動を共有する瞬間は二度と巡ってくるものではなく、その瞬間の積み重ねに彼ら彼女らと職員の成長があり、「一期一会」の瞬間でもあり、それぞれの人生の1ページを飾っています。

                                《玄関前新設テラスからの「桜」》
 昨年度は、中長期計画のコンセプト「進化系未来思考」の取り組みにおいて、「東京都障害者支援施設ICT機器導入モデル事業」に選定され、Wi-Fi環境を整備し、眠りSCAN、人感センサーシステム、タブレットPCを導入して、科学的根拠に基づいた支援力の向上と業務負担の軽減のための業務改善に取組み一定の成果をあげることができました。その結果、モデル事業の成果報告会では代表施設として成果報告をさせて頂き、ICT機器の導入施設としてテレビ取材を受けることとなりました。ICT機器を導入して感じたことは、10年後には当たり前の設備となり、創造的かつ科学的根拠に基づいた支援の現場になっていくことを実感すると共に、将来は発語の困難な方とのコミュニケーションのツールとなり、社会参加の機会を増やすことできると実感しました。
 2021年度、当園も新たに新職員も加わり、「願いを実現する」地域生活支援施設づくりの中長期計画の2年目となり「主体性」と「継続的改善」をテーマに、これまでも取組んできました地域移行及び地域生活が困難な方のリカバリー支援や自立を目的とした方などの有目的有期限のミドルステイを積極的に取組み、今年度は更に、通所利用者の受入れの実施や企画提案の検討など、彼ら彼女らの願いを実現するための地域生活支援施設の創造に向けスタートしました。
 「大きな山を登った後にだけ、人はさらに登るべきたくさんの山があることを見出します」とはネルソン・マンデラ氏の言葉です。
 地域生活支援施設の創造という大きな山は、従来型収容施設や入所施設幸福論などの障壁を登り超えると、さらに登るべき共生社会の実現に向けての多くの課題への気づきを見出すことになります。「気づいた者がやらなければ、誰もやってはくれない。」その課題の向こう側には、「人としての自由を獲得し幸福追求のへ彼ら彼女らの輝かしい笑顔」が沢山あると確信します。そして、私たちは、彼ら彼女らから多くの学びを得て、人間として成長していきます。

2021年4月  

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