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恩方育成園は、社会福祉法人東京都知的障害者育成会が運営する障害者支援施設です。

TEL. 042-652-3825

〒192-0154 東京都八王子市下恩方町2794-1

ごあいさつMessage

2021年 新年あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

2021年 未来への羅針盤

~「願いを実現する」施設づくりへの挑戦 ~

                      施設長 久保田 美幸

 朝一番、「よっしゃー!」と気合を入れないと布団から抜け出せない日々、恩方の山から下りてきたタヌキを発見した時に、毛並みの良さに暖かそうだと冬の寒さを深々と感じる季節ですが、夜には天空にオリオン座が輝き、宝石のような星空に思わず「大自然の宝石箱や~!」とつぶやき、未だ先が見えない新型コロナウイルス感染症の予防対策に奔走する日々が続いています。年末年始を問わず感染症等と向き合っている医療従事者と利用者の安心安全に奔走する福祉従事者及びエッセンシャルワーカーの皆様に「ありがとう」と感謝を贈り、新型コロナウイルス感染症の終息を心より願っています。
  2021年は「丑年」です。干支のまつわる物語から、「勤勉」「誠実さ」の象徴とされ、丑年は、「耐える」「これから発展する前触れ、芽が出る」年と言われ、コツコツと目の前のことを一生懸命に取り組んでいくことが将来につながると考えられているそうです。
 どんなに重い障害があっても、地域で普通に暮らすことを実現させ、地域に偏見や理不尽な差別がなく、一人の人間として当たり前に存在している。これが私の願いです。
 前回にもご紹介しました春山廣輝氏の「彼等の願いを原点に」において、「障害が重いからグループホームではそれは無理なんだと・・・(中略)・・・だから障害が重い人たちのためには、入所施設が必要なんだということが盛んに言われていますけれども、・・・(中略)・・・重度だから地域の中で生活することができないのだと、だから施設なんだということを第1番目に持ってくるべきではないということを、はっきりと私は申し上げておきたいと思います。」とあります。
 先日、運の良し悪しを心理学的解説した「認知的焦点化理論」を知ることがありました。京都大学の藤井聡教授が 「人が心の奥底で何に焦点を当てているか」によって、運の良し悪しが決まるとの考え方で、焦点を当てる範囲を「配慮範囲」として、現在から未来への時間軸の縦軸と自分から他人・社会への関係軸の横軸を結ぶ曲線で囲まれた範囲をいうようです。つまり、自分や現在のことだけに配慮する「利己的な人」ではなく、他人や社会全体の将来まで配慮できる「利他的な人」ほど、得を得ることができるという理論とのことです。
 今年度より当園のミッションを「私たちは、一人ひとりに在る力を活かして、本人らしい人生を実現します。」とし、「願いを実現する」施設(地域生活支援施設)づくりに取り組んでいますが、職員一人ひとりの「心の奥底で何に焦点を当てているか」が重要となっています。「私は今なぜここにいるのか?」「私にとっての利用者とは何か(どのような存在か)?」私が職員に問いかけた問です。
 昨年、2名の方が地域生活(地域移行)を始め、2名の方にリカバリー支援を提供して新たな一歩を踏み出すために退所され、それぞれの方が自らの人生を歩み始め、現在も様々なエピソードを抱える一人ひとりに、本人らしい人生・願いを実現するための支援に取り組んでいます。
「誰のための、何のための、恩方育成園か」、一人ひとりが自らの使命を自覚し、「主体性」を持ち、ミッション達成に向けて過去から今を考えるのでなく、未来から今を創造し、今日より明日へと「新たな発想」と「継続的改善」に取り組む『進化系未来思考』が当園の未来への羅針盤です。

2021年1月  

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